top of page
検索
  • 執筆者の写真康広 堀田

インスリン治療、実は…。

インスリン治療の話ばかりになっていますのでこのクリニックに行くとインスリンを打たれるのでは??と不安な患者様もみえると思います。

大丈夫です。糖尿病専門医でありながら実はインスリン治療はあまり好きではありません(笑)。



もちろん、インスリンを初期から投与することにより、膵保護効果を期待して使用することも多々ありますし、1型糖尿病患者様にはインスリンをしっかりと使うことをお願いしています。漫然とインスリンを使用するのが好きではないのです。

ずっと同じ単位数で、インスリンが必要ではない方に使用するのは低血糖のリスクも高くなりますし、低血糖の起こりにくい種類の内服に置換できるか常に考えながら、治療にあたっています。

最近になり、糖尿病の薬はかなり発達しています。自分の膵臓からのインスリンの分泌を補助するお薬やインスリンの効果を高めるお薬など様々な薬が開発され、日常診療で使用可能となっています。

インスリン同じ単位で常に使っていませんか?一度お近くの専門医に聞いてみるのもいいのかもしれません。


P.S 写真は以前(5月)に撮影したなばなの里のネモフィラです。ところどころ白い花が咲いていますね。いろんな方の個性としての病(やまい)をそれぞれに応じて対応させていただければいいなと感じています。

閲覧数:98回0件のコメント

最新記事

すべて表示

動悸、息切れ、実は心臓のせいじゃないかもしれません

みなさん、バセドウ病って知っていますか? バセドウ病とは甲状腺機能亢進症の主な原因の一つです。 甲状腺とはのどにあるホルモンを作り出す臓器で、甲状腺の働きが活発になると汗が出たり、心臓がどきどきしたりしてきます。いわゆる代謝がよくなるという状況です。...

Comentarios


bottom of page